What you will learn
- Firebaseのプロジェクト作成
- プロジェクト名の設定
- Analyticsのロケーションの選択
- Cloud Firestoreのロケーションの選択
Terminology
- ロケーション(location)
- 北米、南米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなど地理的な範囲を示す
- 各々のロケーションはリージョンに分割される。さらにリージョンはゾーンに分割される。
- リージョン(region)
- ゾーンから構成される地理的エリア。
- リージョン内は95%がネットワーク遅延 < 1msに抑えられるらしい
- ゾーン(zone)
- リージョン内のCloud Platformリソースのデプロイメントエリア
- リージョン内の単一障害点となる
- 高可用性を保つには複数のゾーンにデプロイする必要がある
1.プロジェクトのロケーションについて
1-1. ロケーションの種類
ロケーションはマルチリージョン(multi-region location)と(単一)リージョン(single, regional location)の2種類から選択できる。
個人的にFirebaseを試してみる場合などは、特にそこまで気にすることはない。自分の住んでいる一番近い都市を選択すればよいと思う。
以下、雑な絵。以下の3つのサービスはプロジェクトのロケーションを共有するらしい。
- Cloud Firestore
- Cloud Storage
- App Engine
1-2. 選択するロケーション
- Analytics location
Analytics location, which represents the country/region of your organization
--
- Cloud Firestore location
Cloud Firestore location, which represents where your data is stored by Google Cloud Platform services that support data location, like Cloud Firestore
--
Once you select a location for your project, you cannot change it.
1-3. ロケーションをどう決めるか
- Analytics location
- これは収益レポートを作る際の
通貨
に関わってくるので、実際に組織がある国を選択すればよさそう - このロケーションは、データがどのリージョンのFirebaseに蓄積されるかなどには影響しない。つまり、次で設定するFirebaseのロケーションとは関係しない。
- これは収益レポートを作る際の
- Cloud Firestore location
- 選択したロケーションがCloud Firestoreにも適用される。パフォーマンスや可用性などを考慮して実際にユーザーに近い場所やサービスとして必要とされる場所を選択したほうがよさそう。
2. プロジェクト作成手順
ロケーションについてある程度理解したので、実際にプロジェクトを作成してみる。作成自体は一瞬。Firebase(https://firebase.google.com/)開いて、コンソールへ移動。プロジェクト作成をクリックして、以下を設定し作成。
- プロジェクト名(任意)
- Analytics location
- Cloud Firestore location